こんにちは、コロビトのMIURAです。今回はMaya2023を使用し、こちらのショベルカーのアーム部分にリグを入れてみたいと思います。方法は様々だと思いますが、今回の記事が選択肢の一つとしてみなさんのお役に立てればと思います。

1,ジョイントの追加
必要のないオブジェクトをHideし、side viewからジョイントを追加して行きます。ジョイントの追加はSkeleton→Create jointsを選択したのち、左クリックで追加していきます。この時にjointがアームの回転軸からずれないようにきちんと合わせていきます。

このように追加ができたらjointとオブジェクトを親子付け(parent)していきます。

parentはまず子供となるオブジェクトを選択し、その後次に親とするリグを選択したのち、Pキーで親子付けすることができます。今の段階ではこちらの部分に親子付けをしていきます。

この状態でjointを動かしたらオブジェクトがついてくると思います!
2,IKの追加
jointを追加し、親子付けまでできたので次にIKを追加していきます。SkeletonからCreate IK Handleを選択します。
このような順番で選択します。

選択をすると選択したjointが直線で結ばれます。移動ツールで動かして見ると先端の動きに合わせ全体が連動するように動かすことができます。

3,シリンダーパーツ
次はこちらの部分を作業していきます。作業を行う前に正しく動作するように各パーツの回転軸にピボットをあわせておきます。

シリンダーパーツの上下にそれぞれにAimConstraintを行っていきます。AimConstraintとは子供が親に対し回転で追従するという機能です。
親となるオブジェクトを選択し次に子供となるオブジェクトを選択します。そこからConstrain→Aimのオプションを開きます。Maintain offsetにチェックを入れた後Applyをクリックし適用します。
この設定を各シリンダーに適用していきます。


シリンダーを動かしてみるとこのような動きになるとおもいます。ですがこのままだとアーム本体に追従はしないので忘れず親子付けを行います。

各パーツAimConstraintと親子付けを行った物になります。いい感じに動いてますね。

3,ドリヴンキー
次はこちらのパーツを作業していきたいと思います。

まずはこのように親子付けを行いシリンダーがこちらのパーツに追従するようにします。

親子付けができたらこちらのパーツにはドリヴンキーを使用していきます。ドリヴンキーとはそれぞれ別のアトリビュートを関連付ける機能になります。
ドリヴンキーにはDriverとDrivenというのがあり、Driverが動きの大元でDrivenがDriverの動きに合わせ動作するものになります。
今回の作例ですとシャベルがDriverでその他パーツがDrivenになります。
こちらをAnimetionに切り替えKey→Set Driven keyを選択します。

そうするとこのようなウィンドウが出てきます。

Driverを選択していきます。こちらのジョイントを選択してLoadDriverをクリックします。

Drivenも対象を選択し、LoadDrivenをクリックします。DriverとDrivenそれぞれ追加することができました。

今回はジョイントのRotateZをパーツのRotateXにリンクさせたいのでDriverはRotateZ、DrivenはRotateXをを選択します。選択するとKeyが押せるようになると思いますので、初期状態でまずキーを打ちます。

そうしましたら別のフレームに移動し、キーを打っていきます。
シャベルをRotateZに値を入れます。パーツが置いてけぼりになると思いますので、整合性が取れるようにRotateXに値を入れ整えます。整え終わったらSetDrivenKeyからkeyを押します。


そうするとこのように連動して動かせるようになると思います。

この作業を外側の動きにも行います。そうするとアームの前後の動きに合わせパーツが連動するようになりました!

完成です!

いかがでしたでしょうか。
うまく動かせましたでしょうか?今回はショベルカーでしたが、今回の内容はロボットなど様々な場面でお役に立てると思います。ぜひ試してみてください!













