こんにちは、コロビトのTAKASHIです。
Mayaを使っていて、モデリング中に「後から作成した細かいパーツを別のオブジェクトにくっつけたい」と思ったことはありませんか?
今回は、そんなときに役立つ便利な機能 「Snap Together Tool」 をご紹介します。
コンセントとプラグ、さらに後付けのネジを用意しました。
最終的には「プラグをコンセントに差し込む」までを進めていきますが、
まずは例として「プラグに後付けのネジを取り付ける」手順から見ていきましょう。

1. プラグにネジを取り付ける
先にモデリングしたプラグの凹んでいる部分に、後から作成したネジを取り付けたいと思います。

ですが、コンセントに回転(Rotation)が加えられているため、画像のように角度がついています。その状態で手作業でネジを凹みに合わせるのは大変です。

こういった場面で便利なツールが「Snap Together Tool」です。
Modify > Snap Together Toolを選択します。
※オプションについては、後述するためここでは割愛します。

Snap Together Toolを起動したら移動させて取り付けたいオブジェクト(ネジ)の表面をクリックします。
最初にクリックした面が、次にクリックしたオブジェクトの面に移動して吸着します。

画像のように2か所の表面をクリックすると、クリックした2か所を繋ぐ水色の線が表示されるので、Enterキーを押します。
すると、ネジがプラグの凹み部分に移動しました。

これでプラグのモデリングは完成です。
2. コンセントを壁にくっつける
続いてコンセントをプラグに差し込む前に、壁にコンセントを設置したいと思います。

今回はこのように少し角度がついている壁を想定して、Snap Together Toolを使います。

Modify > Snap Together Tool で、ネジの時と同様にくっつけたいオブジェクトのポイントをクリックして、次にくっつけたい別のオブジェクトのポイントをクリックします。

ここでは画像のように①コンセント → ②壁の順番でクリックしています。

Enterキーを押すとこちらも問題なくぴったりと吸着しました。

3. コンセントにプラグを差し込む
それでは、最後に壁にくっつけたコンセントにプラグを差し込みたいと思います。

ここでは、①プラグ → ②コンセント の順番にくっつけたいポイントをクリックします。

Enterキーを押すとコンセントにプラグが差し込まれました。

傾きがおかしい場合は、プラグのオブジェクトの回転(Rotation)の値を微調整すると画像のようにまっすぐになります。

※Snap Together Tool(Option)について
なお、今回はプラグがコンセントに入るよう自動で角度が変わっていますが、角度を保ったままくっつけることもできます。
画像のように、Modify > Snap Together Toolのオプションを開いて、
設定ウィンドウのSnap Together Tool Settingsを「Move object(s) only」に変更します。

この設定でくっつけたいポイントをクリックして、Enterキーを押します。

回転に変更を加えず、角度を保ったままオブジェクトがくっつきました。

また、Snap Together Toolのオプションにある「Snap to Polygon Face」にチェックをいれると、それぞれのフェース(Face)同士をくっつけることもできます。
ここでは、プラグの側面のフェースとコンセントの差し込み口のフェースをくっつけました。

それでは、オプションを「Move and rotate object(s)」に戻して、プラグを差し込むと完成です。

最後までお読みいただきありがとうございました。
今回はMayaのModifyメニューから「Snap Together Tool」をご紹介しました。
Snap Together Toolは、複数オブジェクトを後から正確に組み合わせたいときに便利です。
モデリング工程だけでなく、シーン配置でも活用できます。
ぜひ、参考になれば幸いです。
ありがとうございました!
また次回!











