はじめまして!コロビトのMIURAです。今回の記事は私が担当いたします!
最近は蒸し暑い日が続き、バテがちですが暑さに負けずに頑張ります。よろしくお願いいたします!!
さて、今回ご紹介するのは エクスプローラーでのフォルダ階層の作成方法 です。手作業でひとつずつ作成していると時間がかかる上に、スペルミスでパスが通らない…なんてこと私にも経験があります。
そこで今回は、以下の2つの方法で効率的にフォルダを作成する方法をご紹介します!
今回紹介する2つの方法
1. Windows標準の コマンドプロンプト を使用する方法
2. Excelを使ってフォルダを一括作成 する方法
1.エクスプローラーのコマンドプロンプトでの作成方法
コピー元(例:testA)とコピー先(例:testB)のフォルダを準備します。
※コピー先フォルダは空でOK!

Aのフォルダはこのようになっています。

Bのフォルダには何も入っていません

次にコマンドプロンプトを起動していきます。コマンドプロンプトは、エクスプローラーのアドレスバーに『cmd』と入力し、Enterキーを押すことで起動できます。

するとこのように表示されます。

それではフォルダをコピーするコマンドを入力していきましょう。入力するのは以下の文です。
xcopy /t /e “コピー元” “コピー先”
こちらを今回の作例に置き換えると xcopy /t /e “testA” “testB” になります。
コマンドプロンプトのこちらの点滅しているところに入力していきます。

以下のように入力できたらEnterキーを押します。

そうするとこのようにコピーが完了します!

今回使用したコマンド解説
/t : ファイルが入っているフォルダのみをコピーする
/e: ファイルが入っていないフォルダでもコピーする
コピー元の階層内にある空のフォルダをコピーをしたくない場合は、先ほどのコマンドの /eを入力しないで実行するとコピー元の空のフォルダはコピーされません
例:xcopy /t “testA” “testB”
2.Excelでの作成方法
次にExcelでの作成方法をご紹介いたします。Excelで、作成したいフォルダをB列、 そしてA列にはmdと入力していきます。

入力し終わったらフォルダを作成したいところにExcelをCSV(コンマ区切り)で保存します。

次にエクスプローラーで、保存したcsvの拡張子をbatに書き換えます。

警告が出ますが『はい』で大丈夫です!

これで準備完了です。ダブルクリックで実行していきましょう。

できました!

さらに応用でフォルダを作成するだけではなく、その中に階層をつくることができます。 先ほどのようにA列にはmdと入力し、B列には以下の画像ように作成したいフォルダの階層を入力していきます。

必要な階層を入力できたらあとは先ほどと同じです。csv形式で任意の場所に保存して、拡張子をcsvからbatに書き換えてダブルクリックで実行します。
するとこのように階層もまとめて作成することができます!

いかがでしたか? 今回ご紹介した2つの方法を使えば、フォルダ作成がグッと効率的になります。 特に大量のフォルダを扱う業務や、プロジェクトの初期構成などで大活躍です! ぜひ試してみてくださいね!